ケアマネージャーの皆さん、プラン作成に時間がかかりすぎていませんか。限られた時間の中で質の高いケアプランを作成するのは、非常に大変な仕事です。
しかし、少しの工夫でその負担を減らし、効率的にプランを作成することができます。
本記事では、ケアマネージャーのプラン作成を劇的に楽にする裏技をご紹介します。ぜひ参考にして、日々の業務を少しでも効率化しましょう。
介護ソフト「ほのぼのNEXT」の場合
まず、私が働く会社では「ほのぼのNEXT」を使用しているので、「ほのぼのNEXT」に限った内容になりますが、他の介護ソフトでもできるかもしれないのでこれから紹介する裏技が皆さんが使用しているソフトでも実践できるか確認してみてください!
他利用者のプランの複写(コピー)ができる
例えば、新規利用者Aさんのプランをゼロから作ろうとするとうんざりしませんか?私だけでしょうか…。
『ケアプランの内容が似ているBさんのプランがコピーできたらいいのにな』と思いますよね。
「ほのぼのNEXT」ではそれができます!
AさんのケアプランにBさんのケアプランを複写して、内容や期間、事業所を修正できるのです!
私が複写を有効に利用できたのは、Aさんが住宅型有料老人ホームへ入居した時に、既存の利用者Bさんが同じ住宅型有料老人ホームに入居されていた時です。
同じ施設だと、施設サービス(薬の管理、緊急時の対応等)などは同じであることが多いし、同じ訪問介護事業所を利用しているので同じフレーズが多いのです。
例えば施設で入浴するとき、似たようなADLだとほぼ同じ内容になりますよね。
ある程度、プランの土台があると修正するだけでいいので、ゼロから作成するよりも早くできます。
利用者の状態が全然違う人のケアプランを複写しても逆に時間がかかってしまうのでそんな時はゼロから自分で考えて作成しましょう。
また、自分の担当利用者だけではなく同じ事業所のケアマネのプランも複写(コピー)できますので「寝たきりの人で有料老人ホームに入居してる利用者さんいますか?」と同僚にきいてその方のプラン内容とサービス内容がほぼ一致していたら複写(コピー)して修正すればいいのです。
注意点:アセスメントはしっかりと!
ケアプラン作成の時短裏技をお伝えしましたが、利用者のアセスメントはしっかりと行いましょう。ニーズと合わないケアプランを作成しても何の意味もなくなってしまいます。
複写→修正したら一度印刷して内容を確認しましょう。PC画面では見つけられなかったミスが印刷すると見つかることが多々あります。
特に、署名を頂く1表は認定期間など基本情報を再確認しましょう。
印刷は「一括印刷」で時短に!
皆さんは印刷するときは1表を人数分印刷→2表を人数分印刷→3表を人数分印刷…という感じで印刷していませんか?
そんなことしなくても1表から3表までを一括で人数分印刷できます。
印刷も楽に行いましょう。
印刷の「一括印刷」にし、利用者を選択、基準日(印刷したいプランの作成日)を確認。日付が前の日付になっていると本日作成したケアプランよりも前に作成したケアプランが印刷されてしまいます。
例えば10月1日にプランを作成してそれを印刷するとなると、一括印刷の日にちを10月1日以降にしなけれいけません。日付が9月30日になっていると10月1日よりひとつ前に作成したプランが印刷されます。
まとめ ケアマネージャーのプラン作成を効率化しよう
今回は短い内容でしたがかなり有効な情報だったのではないでしょうか。介護ソフトが違っても調べたら同じようなことが出来るかもしれないです。
ケアマネージャーのプラン作成には、多くの時間と労力がかかりますが、少しの工夫でその負担を軽減することが可能です。
本記事で紹介した裏技を活用することで、プラン作成を効率化し、担当件数44件にも対応できるように頑張りましょうね!
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