ChatGPTでケアマネ業務を超時短!支援経過や会議録を一瞬で仕上げる方法

care manajer
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ケアマネ業務の中でも時間がかかるのが、「支援経過の記録」や「サービス担当者会議の会議録」。文章の言い回しを考えながらの帳票作成は時間がかかりますよね。
1件1件丁寧にまとめる必要があるため、どうしても残業や休日対応になってしまう方も多いのではないでしょうか。

そんなときに役立つのが、ChatGPT(チャットGPT)を使った業務効率化です。
今回は、無料で使えるChatGPTのツールを活用して、ケアマネ業務を驚くほど時短する方法を紹介します。





🛠️ChatGPTで業務効率化する基本ステップ

① ChatGPTを無料で開く

まずはChatGPTを開きます。無料プランでも十分に活用できます。

② サイドバーの「調べる」をクリック

画面の左側にある「調べる」タブを開き、検索欄に「ケアマネ」と入力します。

③ 自分に合ったツールを探す

すると、ケアマネ向けのさまざまなツールが表示されます。
例えば:

  • 支援経過記録を自動生成するツール
  • サービス担当者会議の議事録を作成するツール
  • モニタリング内容をまとめるツール

などがあります。

④ 「サイドバーに表示する」で常時使えるようにする

気に入ったツールがあれば、「サイドバーに表示する」をクリック。
これで、いつでもすぐに使えるようになります。

サクサク文章作成できるようにPCも新調したいですね!


🧠使い方のコツ:少しの入力で“立派な文章”に!

たとえば、本人のモニタリング内容を少し入力するだけで、
ChatGPTが次のように文章を自動でまとめてくれます。

例)
入力:「最近は体調良好で、デイサービスにも楽しく参加できている」

出力:「本人は体調が安定しており、デイサービスへの参加も継続できている。
職員や他利用者との交流も見られ、笑顔で過ごす様子が確認された。」

↓これも見て!適当にメモ程度に入力した文章(右のオレンジ部分)でもツールにお任せするとこんなにまとまりがでて見やすくなります!感動✨作文が苦手な私でも大丈夫!

これをコピペするだけ

今度はサービス担当者会議の会議録を作成!文章が長くなるので全文をコピペしますね↓点線で囲まれた部分が私が適当に入力した情報で、その下の『』の黄色マーカー部分がChatGPT様が作成してくれた会議録です。

介護保険更新 本人体調良好 デイサービスでは問題なし 歩行安定 通院介助利用 車いす問題なし、外出の時だけ使用 今後も継続 体調良好

『ケアマネサポート 担当者会議録 おはぎちゃん Ⅱ の発言:

承知しました。いただいたメモをもとに担当者会議録の素案を作成しました。
不足している情報(本人や家族の発言、事業所からのコメントなど)があれば追記できますので、お知らせください。


担当者会議録(素案)

1. 検討した項目

介護保険更新に伴い、現在の心身の状況とサービス内容の継続について検討を行った。
①本人の身体状態・環境
②本人、家族の意向
③事業所より


2. 検討内容

①本人の身体状態・環境

  • 体調は良好で安定している。
  • 歩行は安定しており、日常生活に大きな支障は見られない。
  • 外出時のみ車いすを使用しているが、問題なく使用できている。
  • 通院時には介助サービスを利用している。
  • デイサービス利用時も特に問題なく過ごしている。

②本人、家族の意向
本人:「今のままのサービスを続けたい。」

③事業所より
(※事業所からのコメントがまだ記載されていません。デイサービス、ヘルパー、福祉用具などの意見があれば追記します。)


3. 結論

  • 現在の介護サービス(デイサービス、通院介助、外出時の車いす利用)を継続していく。
  • 本人の体調は良好であり、今後も自立生活を維持できるよう支援していく。
  • モニタリングにより、体調や生活状況の変化があればサービス内容を随時見直していく。

4. 残された課題

  • 現状は大きな課題は見られないが、歩行状態や体力の変化を引き続き観察していく。
  • 次回のサービス担当者会議は、更新認定の時期や生活状況の変化に応じて開催する。

👉 ご確認ですが、

  • 「家族の意向」についても記録してよろしいですか?
  • 事業所(デイサービス・通院介助を行うヘルパー・福祉用具業者)からのコメントは追加されますか?

これを埋めると、さらに完成度の高い会議録になります。

……すごくないですか⁈

足りない部分を後付けしたり、いらない部分を削ったりなどの調整も自由にできちゃいます。ほんの数秒で、報告書や記録にそのまま使えるレベルの文章が完成します。

無料版で「できない/苦手なこと」

  • 長文は途切れやすい:一度に長い会議録やケアプラン全文を作ると中断されがち。
  • 文字数・トークン上限:大量メモを一気に投げると要約品質が落ちる/途中終了。
  • 長大ファイルの扱いが弱い:PDFや音声の丸投げ要約は不安定。
  • 最新版参照の保証がない:制度・点数の細かい更新は自分で最終確認が必要。

だからこそ、分割+明確な指示で“短距離走を何本も”走らせるのがコツ。

無料版で試してみるとわかるのですが、長文だと途中で途切れてしまいやきもきすることもあります。



有料版ChatGPTの料金と違い(2025年10月時点)

価格は米ドル表記・**地域の税(日本は消費税)**が別途加算されます。最新情報は公式ページをご確認ください。 OpenAI+1

個人向け

  • Plus$20/月
    • 無料版より利用上限が拡大音声モード(動画・画面共有付き)複数の推論モデル、新機能の先行トライアルなど。ケアマネの支援経過議事録の作成頻度が高い人に最有力。 OpenAI+1
  • Pro$200/月
    • Plusの強化版で、さらに広い上限、**深い調査(deep research)**や高度機能へのアクセス、早期機能アクセス。大量の案件を毎日さばく等、ヘビーユース向け。

私は有料版のPlusを利用していますが途中で止まることなくサクサク文章を作ってくれますし、画像から文章の読み取りもしてくれます。画像から読み取った文章をまたコピペ。

⚙️活用できる業務シーンの例

  • 支援経過の記録作成
  • サービス担当者会議の議事録作成
  • モニタリング報告書の作成
  • 利用者の状態変化のまとめ
  • ご家族への報告文作成 など

💬まとめ

私はケアマネ業務以外にもChatGPTを利用しているので有料プランに入っていますが、「仕事のために自分でお金を払うなんていやよ!」と思う方は無料版からお試しください。有料版にしてお金がかかっても時間と心に余裕がもてますよ。

ChatGPTのツールを上手に活用すれば、ケアマネ業務の「書く時間」を大幅に短縮できます。
自分の頭の中のメモや簡単なキーワードを入力するだけで、
自然で丁寧な文章がすぐに生成されるのが魅力です。

「支援には時間をかけたいけど、書類には追われたくない」
そんなケアマネさんにこそ、ぜひ試してもらいたい方法です。